新米パパの準備講座①

こんにちは 助産師 山下真由美です。

もうすぐパパになる・・・今どんな気持ちでしょうか?

嬉しい 楽しみ な半面、

初めてのことに不安もあるという方、イマイチ実感がないという方、色々いらっしゃると思います。

そんな方必見!2000例近い産後の家庭訪問の経験と、数々の両親教室を行ってきた

山下助産師が赤ちゃんを迎えるパパのための準備講座を何回かに分けて述べていきます。

今回はステップ1「生まれたての赤ちゃんはどんな感じかを知る」

生まれたてほやほやの赤ちゃん、見たことありますか?

現代の都会に住んで、お仕事を頑張っていらっしゃる方は特にそうですが、

赤ちゃんを注目してみたことないという方が結構多いんですよね。

友達のところに赤ちゃんが産まれた・・・けど実際に会ったのはずっと月齢が進んでから

ですし、話を聞いても「へえ~」とはいうものの、あまり記憶に残らない・・・

そればかりか、街で赤ちゃんの泣く声が ウルサイと感じてしまう・・・

これは、周りに赤ちゃんがいない、育児経験のない男性特有の脳の仕組みである、

とうことが脳科学で分かっているそうです。(育児経験のない女性も当然そうです)・・・

脳科学的に証明されていますし、仕方ないと思います。

しかし、もうすぐ赤ちゃんが産まれるとなると、そうは言っていられません。

まずは、生まれたての赤ちゃんがどんな感じか学んでいきましょう。

1.とにかく良く泣く。

思っているより 良く泣きます。しかも結構声も大きく、簡単に泣き止まないことも多いです。

おむつを替えて、ミルクも飲んだ、考えられること全部やったのになぜ?

と戸惑い、不安になり、その上、ご近所さんに騒音でご迷惑が掛かる・・・

早く泣き止ませないと!と焦る気持ちも出てきます。

そして中には「親の世話の仕方が悪い!」と言われているような、

なんだか赤ちゃんに責められているような気持ちになってしまうことがあります。

大丈夫です。

赤ちゃんは相当泣きます。

異常ではありません。(本当に病気の時は泣けません)

お世話の方法が間違っているわけでもありません。

ご両親に怒っているわけでもありません。

そして、泣き止ませなくても大丈夫です。(もちろん抱っこしてあげてからですが・・・)

「泣き」には理由があるとはいいますが、泣きたい気分という理由もあります。

そして、私の経験上、一番大泣きするタイミングは、寝たいのにうまく眠れないときと考えます。

(後述します)そうなると、どうしようもありません。

それでもやっぱり 泣き止ませてあげたい・・・

コツはなんですか?テッパンはありますか?とよく聞かれますが、簡単にはいきません!

一番大切なのは、焦らず、とにかく根気よく抱っこする!

(諦めるのが早すぎるパパが多いです)

そして、実は、お母さんよりも お母さん以外の人の抱っこの方が落ち着きます!

赤ちゃんによっては、縦に抱っこされることを好む赤ちゃん、

おくるみや抱っこヒモなどでしっかりくるまれる抱っこを好む赤ちゃん、

立ってユラユラ歩き回っている抱っこを好む赤ちゃん、

耳元でカサカサ・シーなどの音を聞きながら抱っこされることを好む赤ちゃん、

おっぱいやおしゃぶりがあると落ち着ける赤ちゃんなどさまざまなパターンがあるかもしれません。

その中で、しっかりした大きなパパの腕に抱っこしてもらうと落ち着く赤ちゃんも多いのです!

焦らず、根気よく(何ならスマホやテレビみながらでもいいから)

赤ちゃんの 泣きたい気分に付き合ってあげることは、とても大切です。

また長くなってきました。

ステップ1「生まれたての赤ちゃんはどんな感じかを知る」はあともう少しありますので、

続きは次回で・・・

このページを開いてここまで読んでくださったプレパパのみなさん!

その行動が、すでに赤ちゃんを迎える心と脳の準備ができつつある証拠です!是非頑張ってください。

やました歯科医院の助産師相談室では、個別に合わせていろんなお話をすることができます。

妊娠中の歯科受診も ご夫婦でいらしてください。

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